電子貿易の仕組みと課題(名古屋税関保税会にて講演)
2011年5月18日、ANAホテルグランコート名古屋において、名古屋税関長殿を始めとする多くの税関の方々のご参加を得て、名古屋保税会殿の第35回総会が200名以上のご出席のもとに開催されました。同総会に引続き「電子貿易の仕組みと課題」という演題で講演をさせていただく機会がありました。その時に使用したスライドの転載をご承認戴きましたのでここに掲載いたします。
講演は5月1日に日経1面に掲載されたアジアカーゴハイウェイ構想に関わる記事の解説を織り交ぜながら、電子貿易は国を跨ってデータを共有することの合理性を実現するという発想から生まれた事、電子貿易の仕組みは標準フォーマット・データ伝送・法的枠組みの3要素で成り立っている事、誕生から100年単位の時が経過する事により日常化した書面による貿易の発展の経緯を考えれば、現在黎明期にある電子貿易も時が経てば常用化し、やがて貿易と言えば電子貿易を意味する時代が来るであろう事、その流れにそれぞれの立場で対応していくことが重要である事などをお話しました。
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<KW/2011.05.19> ⇒ Indexに戻る